小説家になろう
レビュー一覧
『薬屋のひとりごと』のレビュー

キーワードのフラグクラッシャーは伊達ではない
投稿者: 甲斐桂十郎
[投稿:2016年09月18日 15時04分]

薬屋の娘、猫猫(マオマオ)は薬草採取の最中に人攫いにさらわれ後宮にて下女として働くことに。後宮では次々に起こる事件に巻き込まれて……?!

とこれは特に間違いもなく正しい筈の冒頭のあらすじなのだが、本文を読むと中々イメージにズレがある。
別に猫耳美少女はいない。猫耳じゃない美少女はいるが、主人公じゃない。
ズレの原因は大体が主人公猫猫のせいなのだが、この小説の魅力はその猫猫を始めとするキャラクター達のイキイキとしたアクの強さに他ならない。
あらすじから感じる少女小説感はどこにいったんだ!あえて言うなら医療ミステリかこれはめっちゃ面白いぞ!?まぁ逆に少女小説を期待して読み始めるとビックリするであろう。

キーワードのフラグクラッシャーは伊達ではない。キーワードの恋愛はちょっぴり伊達だ。
頑張れ壬氏、負けるな壬氏。敵は死亡フラグも恋愛フラグも構わずへし折るぞ。実に手強い。
だがそこがいい。


謎解き?中国王朝コメディ
投稿者: 麻生愛海
[投稿:2016年09月04日 20時55分]

それは石綿花の枝に結ばれた警告文から始まった。
皇帝の子女が皆短命である事件に興味持った下女猫猫はその原因に調べ始めた。猫猫はただの下女でなかった。毒を極めることにしかとことん興味ない薬師なのだ。
ふとしたことからうら若き美貌の宦官壬氏(主人公ニ対してマゾっ気質あり?)に目をつけられ、寵妃の毒見訳として抜擢される。主人公の行く先には謎や事件が舞い込み始めた。
主人公と壬氏のじれじれとしたコミカルなやりとりや、
それを菩薩のような心象で見守る高順などの周囲の人たちも必見である。
今後壬氏難攻不落な天女を堕とすのにかなり苦労するだろうなぁ


ネット版と商業版は別ものです、ブラッシュアップ感が半端じゃない!
投稿者: ひまやん
[投稿:2016年08月06日 19時03分]

文庫版を読んでいない方にお薦めです。

これが初めてレビューを書きますので伝わるかわかりませんが、ネット版しか読まれていない方、これが重版出版(じゅぅばんしゅったい)力かと実感出来ます!
人物の書き込みや文章の書き込み方どうやったらこうなるか、小説を書こうとしている方読み比べて下さい。
絶体お勧めします。
作者と編集者のどんな打ち合わせや葛藤があってこの小説をブラッシュアップさせた注目すべき作品です。
久々に1から5巻まで一気読みしました、読了感最高の作品でした。


中華浪漫に夢膨らませ
投稿者: 稲嶺雷華
[投稿:2016年03月15日 13時54分]

魔法もなければ近代的な科学もない。
まだ幽霊の存在がまことしやかに語られ、薬と呪術が並んでいるような頃のお話。

主人公猫猫(マオマオ)は17歳にして人さらいにさらわれ、帝の後宮に入ることに。
かといって寵愛を得て妃になるでもなく、後宮に何がしかの改革の風を吹かせるでもなく、事件に飛び込んだり引き摺り込まれたりしては、持ち前の人の良さと薬の知識でぱぱっと解決していくのだ。

どこかで読んだ舞台だなと思ったら、7年も前に読んだ彩雲国物語(ホワイトハートだったかしら)と同じ後宮物だったのだと思い出したが、設定も違えば展開も違う。

けして今までどこかにあったような話の焼き直しではないが、十分に育った作者の腕は、過去に出版されてきた諸先生方の作品群にも迫ろう。

マンネリの多いなろうの中で、これだけの作品に出会えたことが幸せである。


よく練られた世界観と人間関係。
投稿者: 鋼矢
[投稿:2016年03月04日 11時50分]

舞台は中華風世界の後宮。
権力闘争をはじめとした様々な陰謀渦巻くこの場所で猫猫の推理が冴え渡る!

……ハイ嘘です、ごめんなさい。
と言っても全部が嘘ではありません。
主人公の猫猫は空気も読めるし知識も豊富なのですが、好奇心に忠実で妙なところで鈍感、愛想に欠けると味のある女の子です。

そんな主人公を起点として様々な個性あふれるキャラクターの人間関係が見どころです。
推理というジャンルにも偽りなく、様々な読者層が楽しめる作品となっています。

是非ともお勧めしたい作品です。


面白すぎてはまる〜 猫猫と壬氏の今後❤︎
投稿者: HAL海
[投稿:2015年12月26日 23時48分]

本屋のおすすめで見つけて一気に2巻読んで発売と同時に3・4と(^.^)
壬氏の気持ちが伝わらない感もドギマギしながら 猫猫と壬氏のこの後が気になって仕方ないです
早く先がきになる気になる
ミステリーに謎解きにラブに一人一人の心情引き込まれていく感じが最高です
李白も気になる 馬閃も気になる 気になるキャラだらけですよ
猫猫のパパと従兄弟・・・猫猫がまともに見えてしまう(猫猫も変なのに)この2人もいいキャラすぎて
何度も読み返してます
早く続き➕5巻待ってます


読んでいて勉強になります!
投稿者: 前川真利奈
[投稿:2015年12月24日 07時44分]

私は初心者なのですが、漢字の読み方や登場人物の名前、お話の内容等本当に素晴らしいです。これからも楽しく読んでいきます。

ところで、猫猫(マオマオ)はどなたか実在する人物のモデルがあるのですか?

それと、このお話はまだ多くは読んではいないので追々わかるのかもしれないのですが、「薬」などの知識はどこからのものなのですか?

答えていただけるとうれしいです。


読まないなんてもったいない。
投稿者: と〜や
[投稿:2015年07月24日 16時54分]

薬師とか薬屋とか好きなんです。
キーワードで気になって、読み出したら止まりませんでした。
とても眠いです。

でも、この作品を読まないなんてもったいないです。
キャラクターは立ってるし、ストーリーもぐいぐい引き込んで来るし。
書籍化されてるのも納得な作品です。

異国の時代物とか推理モノが好きなワタシとしましては、読まないなんて選択肢はありませんでした。
なにより壬氏と猫猫のすれ違いっぷりというかじれじれな状態がなんともたまりません。

ぜひぜひ読んで、楽しんでいただきたい作品です。


児童書的なとっつきやすさ
投稿者: 群 司
[投稿:2013年06月14日 00時26分]

書籍化されてますし、今更ですが…。
まず文章がとても読みやすい。
全体にノリはライトな感じですが、かといって崩し過ぎず、内容も練りこむ部分とアバウトな部分とがあり、とっつきやすさは児童書的な印象を受けました。
荻原規子先生や上橋菜穂子先生がお好きな方にはオススメです。

そしてなんといってもキャラが立っている!
メインキャラは勿論、脇キャラも魅力的です。
どのキャラクターも少ない描写で凄く特徴を表しているので、ちょい役が後で出てきても「ああ、あの時の」と。

爽快なほどの猫猫の一級フラグ建築士&フラグクラッシャーっぷりが最高です。
もし猫猫がフラグを成立させてしまっていたら、きっとよくあるミステリー風少女小説で、ここまで面白いとは思えなかったでしょう。
出来る男でモテ男な壬氏様が、猫猫の前にはヘタレで空回りしがちなのも笑いを誘います。
ストーリーの大枠は王道ですが、王道を楽しめる作品です。


素晴らしい雰囲気!
投稿者: 遅咲下衛門 玉垂
[投稿:2012年05月08日 00時13分]

簡潔でよく練られた文体としっかりした時代考証がバランスよくまとまっっている良作です。
作者さんはきっとよく中華ものを勉強なさっているんでしょう、かつての中国王朝の魅力が伝わってきて独特の世界観と雰囲気から作中の光景が頭に浮かんできます。
キャラクターに頼っていないのもいいですね!本格的でありながら、読みやすいオススメの作品です。


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