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レビュー一覧
『金満艦隊』のレビュー

今こそ読まれるべき一作
投稿者: 水無瀬 真央
[投稿:2017年09月23日 12時39分]

 鉄鉱・石油。有り余る資源に恵まれ高度な工業化を果たし、
 週刊駆逐艦・月刊空母を実現するリアルチート国家アメリカ。
 国の東西に二つの大洋を持ち、内に何人も侵し難き聖域を持つ天然要塞アメリカ。
 恐らく、現代日本を時空転移したとしても、勝利することは難しいであろう。

 されど、恐らく未来知識のみを武器として金田満は立ち上がる。
 戦艦・空母を創れども、偶に撃つ、弾が無いのが玉に瑕。
 そんな貧乏海軍に豊富な資金と先見の明でテコ入れし、軍の意識を変革するも敵は強力。
 詭計を尽くし謀る勝利。果たして日本に未来はあるや?

 平和を求めるならば戦争を知らねばならない。
 世界の枠組みが当に変革しつつある今だからこそ、読んで欲しい一作である。


骨太にして軽快、心躍る仮想戦記
投稿者: まさと
[投稿:2017年09月17日 18時41分]

太平洋戦争における日本海軍の欠点とはなんだったのか。
それをとてつもない「金満解決」によって補ったとき、戦いはその後の歴史をどう変えるのか。

徹底的な合理主義と金策によって多大な補てんをしてすら容易な戦いとはならぬ、強大すぎる米英率いる連合軍。

豊富な艦船知識と戦略観に裏打ちされた物語はまさに骨太。
そして展開はスリルと緊張感、さらに爽快感にもあふれた、優れた太平洋戦争異聞です!



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