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『勇者が死んだので三等書記官は魔王城へ行きます』のレビュー

外交官が力量をみせたらこうなる
投稿者: ぽよん
[投稿:2017年09月04日 13時07分]
[改稿:2017年09月04日 23時49分]

異世界・魔族との争い。
多くの小説は華やかなドンパチ主体で戦後処理などの地味な部分に光を当てた作品はほとんど見かけられません。

それは戦争において本当に大切なのは戦いそのものより戦前の準備と戦後の交渉である事が明白であってもそれを描く難しさがネックになるから。

この作品はそんな難しい戦後の講和会議に焦点をあてたいぶし銀の良作なので大人の方や渋い大人を目指す方にお薦めします。


王国の命運を背負い、いざ!
投稿者: グランロウ
[投稿:2017年06月26日 22時30分]

人間と魔族が争う世界で、
魔王との闘いで勇者を失い、魔王軍から降伏を迫られ、
その交渉に乗り込む王国の三等書記官のお話。

主人公の勇者や魔族に対する認識や本音。
そこにある様々な想い。
そして明かされていく、裏に隠されていた事実、潜んでいたもの達。
その全てが1万文字強の短編の中にぎゅっと押し込められた、
そんな非常に斬新で内容の濃い話です。

読み終わった私の第一声は
「……すげぇ」
でしたね。

ぜひ貴方にも、一読をお勧めいたします!


交渉を武器とする者
投稿者: 甲斐八雲
[投稿:2017年06月25日 19時24分]

 タイトルを見た時は『異世界物のノリの軽い感じかな?』と思い気軽に読み始めた。
 だがその内容は…極めて深く、そして濃い物だった。

 短編だからこその無駄のない切れ味。
 無駄がないからこそストレートに伝わる内容。
 読み終えた後…自分はうすら寒さを感じ、思わず後ろを振り返ってしまった。

 主人公たる三等書記官は、化け物染みた勇者を相手するよりも恐ろしい相手なのかもしれません。

 なろうらしくないパンチの効いた短編です。
 是非ご一読を。



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