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『片手にわたしの武器を握って、』のレビュー

『社畜』がファーストフード店で思い出した大切な事は……、
投稿者: ピエロ
[投稿:2017年10月04日 18時29分]
[改稿:2017年10月04日 18時37分]

一般的に社畜になった者たちは口を揃えて次のように言う。

「思い通りの人生を生きられる人間なんてほとんどいない。少数の恵まれた者だけだ」と。

諦めていった者たちは会社に家畜のように飼われながら、日々、与えられた仕事をこなしながら生きていく。

そして「仕方ない」と自分をなぐさめて、これで良かったんだと言い聞かせるようになる。

この物語の主人公も自らを自嘲気味に『社畜』と認めながら生きていた。

だが、ある日の夜。
気晴らしのために立ち寄ったファーストフード店から聞こえる今どきのJK二人の会話が
社畜の心を人間のものに変えていく。

明日、世界が滅ぶとしたらどうする?

「フツーに考えて」

何だろう?

そこから予想外の流れになっていく。
そして感動のラストにつながっていく。

気になる方はぜひ読んで見て下さい。

心を打たれます。


「片手にわたしの武器を握って、」
投稿者: 桜沢ゆう
[投稿:2017年07月08日 09時32分]

今日ユーザー登録して、小説家になろうのサイトで初めて読んだ作品が鯨井あめさんの「片手にわたしの武器を握って、」でした。

読んでいて二ヶ所でジーンと来ました。

作り物ではない本当の事が書かれていて、主人公の気持ちに共感して読みました。第一人称の小説の真価を見たように思いました。

自分ももっと読む人の琴線に響く文章を書かなきゃ、と気持ちを新たにしました。


「片手にわたしの武器を握って、」のレビューを書かせてください
投稿者: 誰か
[投稿:2017年06月06日 06時29分]

「片手にわたしの武器を握って、」は、鯨井あめさんの短編小説です。

いや凄かった。

皆さんは、SFやジュブナイルに心躍らせたことはありますか?

この小説、SFでもなく、ジュブナイルでもない、それなのに、その時の胸躍るような気持ちを、じんわり思い起こさせてくれます。

それも、冒険譚が語られることはなく、というか、そもそもそういうお話では全くないのですけれど、軽いおしゃべりの文章だけで、それを成し遂げてしまいます。

それをもたらすのは、たったの一言です。

こんなの書けないです。

固定観念に捕らわれない、自分の考えでペンを走らせたいと願っても、それでもどこか抜け出せていないことに気づき、衝撃をうけました。

これは、空想の世界のフィクションなんかじゃない、現実の世界で抗う、私たちのためのお話かもしれません。

それぞれの武器をにぎって、

もうなんか凄いので、ぜひ読んでみてください。



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